スポーツと関係が深い耳鼻科の疾患

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更新日:2015年12月17日

スポーツと関係が深い耳鼻科の疾患

スキューバダイビングの際に発生する耳の疾患には、鼓膜穿孔、中耳腔内出血、内耳圧外傷、内耳減圧症などがあり、こうした疾患により難聴、耳鳴り、耳の詰まった感じ、めまいなどの症状が現れます。

スキューバダイビングによる耳の疾患

健康増進やストレス解消などを目的に行うスポーツも、その時の体調ややり方などによっては体調に不調をきたしたり、身体に傷を負ったりすることがあります。

スポーツ中に起こる耳鼻科の疾患のひとつにスキューバダイビングによるものがあります。スキューバ(SCUBA)とは、英語で自給気潜水器という意味のSelf Coutoined Underwater Breathing Apparatusの頭文字を並べたもので、自給気潜水器を使用して行う潜水のことを言います。

スキューバダイビングでは身体に高い水圧と空気圧がかかって、肺、中耳、副鼻腔などの空洞部分の空気が圧縮されます。このため、潜水の際には外側からの力が空洞部分にかかって、圧外傷が発生することがあります。また、浮上する際には、空洞部分からの空気の膨張により外側へ力が加わって、圧外傷が生じる可能性があります。

重要な耳抜き

スキューバダイビングの際の水圧の変化に対応するために行われるのが、耳抜きです。耳抜きには鼻をつまんで耳から空気を抜く方法(バルサルバ法)、鼻をつまんで唾液を飲み込む方法(フレンツェル法・トインビー法)、鼻をつまんであくびをする方法(ヨーング法)などがあります。

この耳抜きがうまくできないと、鼓膜や内耳窓が内側や外側に引っ張られて中耳や内耳に負担がかかり、耳にトラブルを発生させることになります。特に、スキューバダイビングの初心者、風邪を引いている人、アレルギーや副鼻腔炎などの鼻の疾患がある人などは、耳抜きで失敗することも少なくないことから要注意です。

スキューバダイビングの際に発生する耳の疾患

スキューバダイビングの際に発生する耳の疾患には、鼓膜穿孔、中耳腔内出血、内耳圧外傷、内耳減圧症などがあり、こうした疾患により難聴、耳鳴り、耳の詰まった感じ、めまいなどの症状が現れます。

例えば、鼓膜穿孔は、水圧に鼓膜が耐えられずに破れてしまったり、傷が付いてしまう圧障害です。鼓膜穿孔が起こるとめまいが起こることがあり、このめまいによりダイバーは方向感覚を失ったり、水面の方向が分からなくなることがあります。

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