どうしたらいい? よく軽いめまいが続いて不安なのですが

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更新日:2015年01月29日

どうしたらいい? よく軽いめまいが続いて不安なのですが

めまいには何かの病気が隠れていることが少なくありませんが、めまいの症状やその程度と病気の重大さとは、必ずしも一致しないと言われています。

めまいのタイプ

ひと口にめまいと言っても、その症状や程度などは様々です。めまいには次の3つのタイプがあります。

●回転性のめまい
遊園地のコーヒーカップに乗ってグルグルと回転しているようなめまいです。原因の多くは内耳にあり、身体のバランスを保つ働きをする三半規管に異常があることで起こります。このめまいは良性発作性頭位めまい症であることが多く、症状が出ても安静にしていれば短時間で治まります。なお、めまいに加えて耳鳴り、難聴などがある場合には、メニエール病などが疑われます。

●フワフワと浮いている感じのするめまい
雲の上を歩いているような不安定な感じのするめまいです。脳内で身体のバランスを保つ働きをする小脳からの出血や腫瘍が原因で起こることがあります。また、このめまいは脳梗塞や脳出血の前兆となることもあります。このめまいと併せて、激しい頭痛、手足のしびれ、ろれつの異常などの症状がある場合には、一刻も早く専門医を受診する必要があります。

●クラッとする立ちくらみのようなめまい
寝ていて急に起き上がった時、低い姿勢から急に立ち上がった時などに感じるめまいです。このめまいは、脳の血流の調整がうまくいかないことによって起こります。自律神経の働きが低下している人、貧血や低血圧などで脳の血流の少ない人に発症しやすいようです。

耳鼻咽喉科で受診を

めまいには何かの病気が隠れていることが少なくありませんが、めまいの症状やその程度と病気の重大さとは必ずしも一致しないと言われています。ふらつくだけの軽いめまいだとしても、症状が続いているようなら、医療機関を受診するのが賢明です。

めまいの多くは、耳の三半規管が原因で起こります。耳が原因のめまいであれば、耳鼻咽喉科で医師が眼振を観察したり、めまいが起こる状況などを細かく聞き取ることによって、診断が下されます。

受診のタイミング

めまいを感じて医療機関を受診する場合、めまいの症状を感じてから時間が経ち過ぎると、眼振(がんしん=眼球振盪/がんきゅうしんとう)などの外から確認できる異常が消えてしまうことがあります。

一方、受診のタイミングが早過ぎても困ることがあります。めまいは動けば動くほど症状がひどくなるものが多いため、受診の際に具合が悪過ぎて必要な検査ができないことがあるからです。

とは言え、めまいの症状が重く、何とかして楽にして欲しい場合には直ちに受診するべきです。それから、軽い症状であっても症状が2~3日続くようでしたら、早めに受診することをお勧めします。